オトナの短編集
隠れS塾講師×清純ビッチ生徒
[こんにちはー]
私はD山塾に通う大学受験生、長田ミツ。
今日は自習室を利用しに来た。
そんな私を出迎えたのは
[こんにちは、朝はやくから偉いね!まだ誰も来てないよー(^-^)]
藤井ジュン、数学の塾講師だ。
実は私の好きな人でもある。
塾講師といっても大学三年生、年もそんなに離れていなくて、変な話だが罪悪感はそこまでない。
ブラウンの髪は少しテンパがかっていて、くりんとした優しげな目にかかりそうだ。
顔はちょっと童顔で子犬を彷彿とさせるくせに、背が高く細身スーツを着こなす。
厚い胸板はスーツを内から張り上げ、より強調されている。
あの力強い体に抱きしめられたい...
ミツはなんどおもったか知れない。