president command
玲「失礼します。では村瀬さんごゆっくり」
「あ、ありがとうございます」
噛んでしまった私にやさしくほほ笑み秘書さんは扉をしめた
「……お前な、今度はどうしたんだよ」
「先ほどの封筒間違えて渡したみたいなので取り替えに伺いました」
「だろうな」
「え、中見ちゃったんですか…」
やばい
課長のなのに
「見てないけど、俺宛ての封筒と違うから。ほら、ここ」
「課長の名前だ、よかったぁ」
「課長のかよこれ」
「はい、色いろあって間違ったらしいんです;;」
「ふーん」
新さんから渡された課長宛ての封筒をしっかり握り
体の向きをかえた
「……なぁひよ」
「は、はい」
「お前の好きな人誰だよ」
…………
………
「誰?」
「い、言えません」
「俺か?」
「…………え」