president command
不覚にもあいつを少しかわいいとおもってしまったかもしれない
夜景がとても気に入ったのか
すごい良い表情をしているし
たまにこっちを見たかと思えばすぐ目をそらして
また夜景に見入ってしまう
こんなに気に入ってもらえることはそんなにないから
ひよの反応がうれしかったりする
もてなした側としてはこれがこの上なく気持ちいい
と思った前半
料理がでてきた瞬間
ひよはがっついていた
かわいらしさ半減
でも、嬉しさはまた倍増。
なんてな
「新さん!」
「ん?」
俺はワインの入ったグラス片手にひよを見る
「すごくおいしいですね。それに夜景も本当最高です。…ありがとうございます。私なんか連れてきてくれて」
もじもじと言いい終わるとひよはまたフォークをてにメインディッシュをほおばった。
「おう」
「♪」