president command


「わ、私ともう1度暮らしてください!
何でもします!ご飯だってつくるし、マッサージもします!だから……もう1度。私の部屋に来てください」




顔が暑い



はぁはぁと息もあがる





「…これまた随分はっきり誘うようになったな」


「………私にもう1回チャンスください。新さんのこと諦められないの」





「…………ひよ」





「新さん……好きなんです!あなたのこと」







もう



これでダメなら仕方ない




私は伝えた




自分の想いを








「あなたが社長として本気で愛すパートナーがあらわれるまででもかまわない。だからお願いします……」 






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