president command

☆〇〇帰り




ア「新君」



俺が出勤するためスーツに着替えていると



寝室から呼ばれた



「ん?」



ア「今日帰り遅いからさぁ、他の子の部屋帰って?」



「わかった。仕事ってアフターのこと?」



ア「うーん」



「へぇ」


ア「嫉妬やいてくれる?アゲハのこと奪いたい?」


ふふっと笑いながらアゲハがベッドから身体を起こす



シーツを纏っているものの


グラマーな身体のラインがよくわかる






「奪って欲しいわけ?」



俺も負けちゃいない


アゲハは口がうまいから
馬鹿な男はすぐにひっかかる



ア「……意地悪だね」



「そ?」



ア「……まぁいいけど。どうせ新クンのお嫁さんにはなんだっけ?玲奈?…秘書さん選ぶんでしょ?」





アゲハは口をとがらせて言うけれど


本当は何を思っているかわからない



「選んでもらいたいなら落として見ろよ」





金があるからこそ言えるセリフだ





ア「じゃあ新クンもアゲハ落としてよ」



「面白いこというね。……時間だから行く」



ア「行ってらっしゃーい」




ガチャン 



「ふぅ」



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