president command
『私、少々……いや、大分迷惑なことをしてしまいましたね』




急にしゅんとなってしまった



「いえ、全て納まっているので大丈夫ですよ」



ということは


会社なくならないんだ!

よかった~ 





『私あなたに嘘をついていました』




嘘!?



『会社のことなど興味はないと一番最初に言いましたが、あれは嘘です。私は経営学を学んでいました。いつか父をサポートしたいと秘書の資格も持っています』





すごいなぁ

私そんなの一つも………








「あなたには力がある。旦那を見定めるもなにもあなたが経営者になればいい」



『いえ、弟がおりますのでそこまではでしゃばれません』



「すごい!!!!!!………です…単純にですが、私そう思いました」



思わず心の声がもれてしまった 

理由つけたしておいたけど、なんか苦しい




「一人言は口に出すなよ」

しっかり新さんに注意された;;




「すみません」




『……』



「ほら、希さん驚いてるだろ」



「ごめんなさい」





『………ふふっ』




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