president command
この悪魔を放っておいたら
会社がひどいことになる!!
ひよは直感した
堀川さんの事は確かに好きだ
でも今はそれ以上に
このひん曲がった性格をどうにかしてあげなきゃ!
「……あの…」
堀「何?」
「堀川さんのその性格」
堀「性格?」
「悪すぎます!!」
堀「知ってる」
!!!
知ってる?ならどうして直そうとしないんですか!?
「わ、私が直します!!」
堀「あ~、頑張って」
ムカっ
何この言い方!!!
「私本気ですよ!」
堀「昨日も言ったけど、ひよちゃんは俺の下僕みたいなものだってこと……………忘れんなよ?」
わ、忘れな……
ぐいっ
いきなり立ち上がった堀川さんが私の顎を少しあげた
堀「まぁ、楽しみにしてるからね」
顔近っ
キス……されるかと思うような距離
「………っ」
堀「いい、その顔。そそる」
遊ばれてる
なんだかその扱い
許せないっ!!!!