月華~月夜に舞う花の如く~
ーーーピピピピピピピピーーー
?「んぅ………っ……」
ガシャンッッ!!!!
ガバァッッ!!
?「うげぇ………また新しいの買わないと……」
心底げんなりしながら
私は無惨な姿の目覚まし時計に目をやる。
時間は7:00で止まっている。
姫「今日から学校だっけ?めんどくさ………」
ベッドから
体を起こし
学校に行く準備をする。
私は今日から
帝王学園に通う。
全国No.5からNo.2
までが通っているという不良校だ。
姫「それにしても゙帝王゙って………」
バカっぽい名前だな、と 心の中で呟いた。