月華~月夜に舞う花の如く~

?「ぷっ………、へぇ………っ。ごめんね!僕は一之瀬陵《イチノセリョウ》ってゆーの!理事長室なら君の左の扉だよ♪」


と、丁寧に、゙笑いを堪えながら゙挨拶してきてくれた。



姫「あ、そうですか。えと、私は柊姫華といいます!理事長室は…………」



ん?、待て待て。姫ちゃんうぇいと。思い出すんだ陵君の言葉を。


『理事長室なら君の左隣の扉だよ♪』




ヒダリドナリ?トビラ?
ニホンゴワカリマセン!


姫「の、のー!のー日本人!いえす外国人!」



陵「姫ちゃん!?だ、大丈夫!?」



待て待て待て!

じゃあ苦労して学校をさ迷っていた私の苦労を………



姫「返せええええええ!!!!!!」


陵「ええええええ!!!???」


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