手を繋ごう
「二人が私の倍の傷…か………」

先生が去った病室で私は一人、呟いた。

大好きだった郁兄が死んで私が1番辛いんだと思っていた………。

でもそれは違っていたんだね。私の間違いだったんだねー……。

先生のお陰でやっと気付く事が出来たよ。
































先生、ありがとう。


貴方がいなかったら私はきっともう、この世にはいないでしょう。
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