手を繋ごう


「郁兄ーっ、落ちちゃうよー、死んじゃうよー」



「大丈夫だっ、亜華李は俺が守るから」




「桜井よかったですね〜、大好きなお兄さんが貴女を守って死んでくれるそうですよ〜♪」




「嫌っ!郁兄は死なない!」



「亜華李!こいつのペースに巻き込まれるなっ」




ニタっ...



先生の口角が上がった。



先生がとても楽しそうに...ニタニタ笑っていた…
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