ある時から
「今日も行かなきゃ…」
…朝。部屋の青色のカーテンから陽が差しこんでいた。
時間は、6時。
看護師の仕事は、おおざっぱに
いうと朝と夜に分けられる。
私は、朝担当なのだ。
「やだなぁ…」
そう言いながらベッドの上で
背伸びをする私。
私は、マンションの11階に
住んでいる。
11階って高そうに聞こえるけど
25階まであるから全然…
てか、低く感じてしまう。
「用意っと…」
私は、適当に服を選んでそれを
着る。
…看護師はナース服があるから
センスが悪い私にとっては、
すごくありがたい。
私は、ひととおりの用意を
すませる。
「あ、7時だ。」
私は、車のカギをとって
バッグに携帯などを入れて
家を出た。