暗黒組織~グリフォード~02


―――――――下を探るかな―――――』



ドゴォンッ!!!




アンジェの声と床が砕け散る音が重なる。床の下には勿論のこと、研究室のような部屋があった。飛び散るかけらを避けながら下に着地する。





「なっ・・・・・!!?」




目の前には白衣を血で染め、茶髪の男が目を引ん剝いて、天井から舞い降りる少女を見ていた。








『償いはいらない。罰を与えるだけでいい』








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