暗黒組織~グリフォード~02
もう一度、光を作ってコントロールをす――――――
「!!!?」
光を作っていた手の中心に刺さる、ナイフ。紋章には傷がつき、フッ、と息を吹いたときの蝋燭みたいに消えた。
「お前のことは知ってんだよ。ばーか」
突然の暴言。前を見ると、白衣の男の隣に、ヘッドフォンを首にかけてジャージを着ている男がいた。その男の手の中に光るのは、ナイフ。
「お、遅いぞ!!おかげで研究室はこんなありさまだ」
「うるせぇな、こっちもいろいろあったんだよ」
そういいながらナイフを構える。私も手に刺さったナイフを抜くと構える。
「お前のことはさっきも言ったけど、よーく分かってるぜ。暗黒組織、グリフォードの奴らってことも、お前がその能力を使いうことも、それを壊す方法もな」
不気味に男はニヤリと嗤う。
「これでお前はそのナイフしか使えねぇってわけだ。ナイフは俺の得意分野でよぉ」
「そんなことどうでもいいから早く!」
「ったく、るせぇなぁ。分かった分かった。殺せばいいんだろ?」
白衣の男に言われて、ムスッとしていた顔も一気に不気味な笑みに変わる。まったく、コロコロ変わるやつだ。
「!!!?」
光を作っていた手の中心に刺さる、ナイフ。紋章には傷がつき、フッ、と息を吹いたときの蝋燭みたいに消えた。
「お前のことは知ってんだよ。ばーか」
突然の暴言。前を見ると、白衣の男の隣に、ヘッドフォンを首にかけてジャージを着ている男がいた。その男の手の中に光るのは、ナイフ。
「お、遅いぞ!!おかげで研究室はこんなありさまだ」
「うるせぇな、こっちもいろいろあったんだよ」
そういいながらナイフを構える。私も手に刺さったナイフを抜くと構える。
「お前のことはさっきも言ったけど、よーく分かってるぜ。暗黒組織、グリフォードの奴らってことも、お前がその能力を使いうことも、それを壊す方法もな」
不気味に男はニヤリと嗤う。
「これでお前はそのナイフしか使えねぇってわけだ。ナイフは俺の得意分野でよぉ」
「そんなことどうでもいいから早く!」
「ったく、るせぇなぁ。分かった分かった。殺せばいいんだろ?」
白衣の男に言われて、ムスッとしていた顔も一気に不気味な笑みに変わる。まったく、コロコロ変わるやつだ。