夕暮れに、ごめんね。(4p)
夕闇
「きれいな街だね」
「・・・」
「ごめんな、ミカ」
どうして、そんなこと言うの、
やっと、決心したのに・・。
「ミカ、俺と同じ夢を探してみないか」
涙が溢れてきた。
「バッカじゃないの。クサすぎるよぉ」
涙で信ちゃんの顔が見えない。
「ホント、バカだったよ。俺はもう二度とミカのこと、離さない」
肩を包むように抱きしめられた。
信じていいの?
ほんとに信じていいの?
強く抱きしめる信ちゃん。
身動きできないミカ。
それは苦しいぐらいだったけど
その苦しさが心地よかった。
ふたりを夕闇が包み、
街のあかりが優しくまばたきしていた。
「・・・」
「ごめんな、ミカ」
どうして、そんなこと言うの、
やっと、決心したのに・・。
「ミカ、俺と同じ夢を探してみないか」
涙が溢れてきた。
「バッカじゃないの。クサすぎるよぉ」
涙で信ちゃんの顔が見えない。
「ホント、バカだったよ。俺はもう二度とミカのこと、離さない」
肩を包むように抱きしめられた。
信じていいの?
ほんとに信じていいの?
強く抱きしめる信ちゃん。
身動きできないミカ。
それは苦しいぐらいだったけど
その苦しさが心地よかった。
ふたりを夕闇が包み、
街のあかりが優しくまばたきしていた。