どうして私を選んだの?【完】



「…え、お父さんって…せめて、お兄ちゃんぐらいにしてよ、桜庭ちゃん…オレ、まだそんな年じゃないよ」






私のそんな言葉にガクッと、肩を落とす溝口くん。





「いや、…ふふ、なんか、ゴメン…」





そして、なかなか笑いが収まらない私。







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