どうして私を選んだの?【完】




…忘れたい…のに、忘れたくない。





そんな矛盾した気持ちが私の胸の中に広がった。





なんだか、それは、ひどく曖昧で……だけど、私の頭を支配する。





…なんなんだろう。この気持ち…。






私がそう思った時、






「あれ?優芽じゃん!応援に来てくれたわけ?」





ポンッと、軽く背中を叩かれた。








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