どうして私を選んだの?【完】

*告白



――…




「…涼太お疲れさま」




グランドから戻ってきた涼太に私は、そう告げて微笑んだ。






涼太は、少し驚いたような表情を浮かべたが、すぐにいつもの笑顔に戻り、






「あぁ、ありがとな、負けちまったけどさ」





残念そうにそう呟いた。









< 243 / 413 >

この作品をシェア

pagetop