どうして私を選んだの?【完】



「あ、遥斗くん…お、お邪魔してます?」





何故か疑問系で答えてしまった私。





すると、遥斗くんは少し安心したように息を吐き出すと、




「…姉貴の仕業か?」





幸さんをジロリと睨み付けていた。






「違うわよ!てか、そもそもアンタが悪いんじゃないの?昨日のことで優芽ちゃんが不安になっても仕方ないわよ?」





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