隣のマネージャーさん。
「………3年の、武政 和彦[タケマサ カズヒコ]だ。副部長で“カズ”と呼ばているが…まぁ、好きに呼んでくれ。これからよろしくな。………次。」
カズ先輩はさらに隣の先輩の肩に手を置いた。
「俺も同じく3年の、穂波 拓真[ホナミ タクマ]です。あだ名は“タク”で、みんなの王子的存在……」
「ラスト、部長。」
カズ先輩がタク先輩の前から“部長”と呼ばれる先輩の肩に手を置いた。
「あー、カズ酷いー!!俺まだ途中……」
「あれだけ言えば……十分。」
「ぶー‼︎」
そんな2人を見ながら少し笑った部長は、俺達に向き直った。