隣のマネージャーさん。


「そんなに固くならなくても大丈夫だよ〜。僕とダイちゃんと美姫ちゃんも去年は緊張したけど、言っちゃえばそうでもないからね〜。」
「そうよ。ほら、誰が先陣きって言うの?」

ミズキ先輩も俺等を見て言った。

さすがの颯汰も緊張してるのか、意気込みを考えてるのかわからないけど、黙っていた。


「「じゃあ、はい。」」


先陣をきったのは、ハモった悠と結愛だった。


「お、いきなり双子か。」
「……楽しそうな顔してるな。」
「よし、いけいけー!!」
「ダイちゃん…ちょっと静かにしようね〜。」

悠と結愛は顔を見合わせるとニッ、と同じように笑った。



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