隣のマネージャーさん。


「「俺達・あたし達は、もちろんインターハイにいくことが目標です!!小さい頃から、お父さんとお母さんが立ったインターハイの舞台に立つことが、俺達・あたし達の大きな夢ですから!!」」


ハモりながら悠と結愛は同じことを口にした。

息ぴったりで、何の迷いもなく同じように言った。

双子は考えてることも同じなのか。

「でも俺の個人的な目標は、マネージャーで支えてくれてる結愛をインターハイに連れていって泣かせることです‼︎」

悠が笑って言うと、『えっ!?』っていう顔で結愛が悠を見上げた。

すると、結愛も負けじと笑って、

「あたしの個人的な目標は、泣き虫だった悠くんがインターハイにいけた時に、久々に泣くのを見るのが目標です‼︎」

結愛が楽しそうに言うと、さっきまで笑ってた悠が結愛を見た。



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