隣のマネージャーさん。
「小さい時に、兄ちゃんがインターハイにいった時の試合を見て…俺もインターハイにいきたいってずっと思ってたんです。」
叶多は少しはにかみながら言った。
すると、俺の隣に座っていた颯汰が急に立ち上がった。
「俺もインターハイにいきたいです!!」
目をキラキラさせて、颯汰はまたあのデカイ声で言った。
「レジは?」
勇大先輩が俺に聞いた。
「……もちろん、俺もインターハイにいくのが目標ですよ。」
「おー、レジが言うとなんか決め台詞みたいでカッコイイな‼︎」
「……そんなつもりないんですけど…」
「まぁまぁ〜。僕もインターハイにいくの目標だしね。」
「俺もっすよ!!先輩!!」
元気よく手をブンブン振りながらダイ先輩は3年の先輩達を見て言った。