隣のマネージャーさん。
「結愛、お疲れ様ー‼︎」
「日射し強かったでしょ?結愛も少し休みなよ。」
「大丈夫ですよ、ありがとうございます。」
「だーめ!!みんな休憩してるんだから。ほら‼︎」
ミズキ先輩が額に滲んだ汗を拭う結愛を床に座らせた。
「わっ…」
「ほら、汗かいてるし。結愛も水分ちゃんと摂りな。」
「はい、ありがとうございます。」
……1人で氷を買いに行ったのか?
「おや、レジくん。結愛をそんなに見ちゃってどうしたのかなー?」
ミーコ先輩がにやにやして俺を見ながら言った。
「……1人で氷を買いに行ったのかと思っただけっすよ。」
「えぇ、『ちょっと、氷買ってきます!!』って言って1人で行っちゃって。私達はドリンク作ったりしてたから。」
ミーコ先輩がそう言った。
「都子、お前も座って休めよ。」
勇大先輩がミーコ先輩の肩に手を置きながら言った。
ミーコ先輩も汗をかいていた。