隣のマネージャーさん。
「マネージャーも頑張ってくれてるよな。」
「悠…」
「結愛は機転がきくし、思いたったらすぐに行動するタイプだから。」
悠がドリンクを飲みながら結愛を見て言った。
夏が近づくにつれて日射しも強くなり始めてるし、重たい氷を1人で買って帰ってくるのは大変だと思う。
それに、先輩達もドリンクを作って体育館に運んでくれている。
マネージャーの仕事も重労働だと思う。
「……感謝しなきゃな。」
「そうだな!!」
悠が笑ったのにつられて、俺も自然と口元が緩んだ。