隣のマネージャーさん。
ドキドキドキドキ……
「結愛、まだ顔赤いけど?」
「悠くんまで…暑いからじゃないかな?」
「そう?まぁ、レジも言ってたけど無理だけはするなよ‼︎」
「うん、ありがとう。」
悠くんは明るく笑ってボールを持ってコートに走って行った。
「……まだ、ドキドキいってる…」
そう呟いてコートの中を見ると、蓮次くんがシュート練習をしていた。
トクンッ…
「まただ……」
「何がだ、結愛。」
「わぁ、監督‼︎いつからそこに…」
「つい、さっきだ。まぁ、それはいいから。お前はお前の仕事をしろ。」
「あ、はい‼︎」
監督に軽くお辞儀をして、都子先輩と美姫先輩のいる方に向かった。