隣のマネージャーさん。
「じゃあ、悠!!言ってやれ!!」
「はい‼︎」
爽やかに笑って、悠は先輩達を見た。
「俺は、先輩達を尊敬しています。尊敬する先輩達とインターハイにいきたいです!!応援してますけど、いつでもチェンジできる準備はしとくんで、よろしくお願いします。」
また爽やかに笑うけど、先輩達は苦笑いしながら、
「最後のは余計なお世話だよ、悠ちゃん。」
「……何があっても粘ってやる。」
「闘争心に火をつけやがって…」
と、口々に言った。
「わかってますって。じゃあ、ミズキ先輩、次どうぞ。」
「あ、どうも。私、こういうの苦手なんだけどなぁ…」
ミズキ先輩は小さく溜め息をついて笑った。