隣のマネージャーさん。


「……悠くん、その頭を撫でる癖どうにかならないかな?」
「ん?別にいいじゃん、双子の特権だろ。」

言いながらくしゃくしゃと頭を撫でられる。

「あはは!!本当2人は仲良しだな!!」
「いいことじゃん。」

颯汰くんも叶多くんも笑ってそう言う。

「あ、俺等の教室ここだから!レジ、結愛また後でな!!」
「うん、またね。」

颯汰くんがまた手をブンブン振りながら悠くんと叶多くんと一緒に教室に入って行った。

「…颯汰がいなくなると静かだな。」
「うん、そうだね。」

蓮次くんと2人になると、凄く静かになった。

………何話そうかなあ…

「おい、結愛。」

考えながら歩いていると、後ろから蓮次くんに呼び止められた。



< 32 / 371 >

この作品をシェア

pagetop