隣のマネージャーさん。
「部長として頑張ってるみたいだな、ヤス。」
「はい、頑張らないわけにはいかないですから~。」
「先輩達はもう受験勉強ですか?」
「そうなのよ!!部活引退したらずーっと勉強!!だから息抜きにね。」
久しぶりに会ったからっていうのもあって、俺達は先輩達としばらく話していた。
「ふふ、やっぱりみんな先輩のこと大好きだね。」
隣でくすくす笑いながら結愛が言った。
「そうだな。」
そう返して俺も笑うと、全員の視線が向けられた。
「また2人の世界つくってる。」
「別につくってないですよ。」
「悠くん、ヤキモチ?」
こんな会話もよくすることで、俺と結愛はバスケ部では公認のカップルになってた。