隣のマネージャーさん。
「ん。」
「は?」
「握手だよ、握手。こういう時はするもんだろ?挨拶と、これからもよろしくって意味でさ。」
「あー、はいはい。」
少し間を空けて、蓮次くんと悠くんは握手をした。
「おーい、そこの3人!!何勝手に青春しちゃってんのさー?」
「「あー!!ズリィぞぉー!!」」
「ダイちゃんも颯汰も落ち着いて〜。」
先輩達や颯汰くん達が扉から覗いていた。
「「「……全然気づかなかった。」」」
「3人でハモってるし…」
「うん、仲が良いことはいいことだ。」
「勇大、それを言うのは何度目だ……」
「せんぱーい‼︎部活早く始めましょうよー!!」
悠くんが手を振りながら部長に言うと、優しく笑いながら部長は頷いた。
あー…この雰囲気、好きだなぁ。