隣のマネージャーさん。
部活中、結愛はいつもと同じようにマネージャーの仕事をしていた。
でも、やっぱりいつもより上の空っていう感じだ。
それは悠も同じで、いつもに比べて元気がないっていうか、他のことを考えてバスケをしてるって感じだった。
………今日の2人は、あまり楽しそうじゃない。
そう思っているうちに、部活が終わった。
「よし、今日の部活は終わりな。明日は1日練習だから昼飯忘れないようにな。」
「「あ、あの…」」
部活終了のミーティング中に、悠と結愛が声を揃えて言った。
「あー、俺と結愛明日部活休むんで…」
「…っていうことです。」
「えー、何だよー。明日こそ結愛に俺の弱点見てもらおうと思ったのにー…」
颯汰は口を尖らせて言った。