隣のマネージャーさん。


部活中、結愛はいつもと同じようにマネージャーの仕事をしていた。

でも、やっぱりいつもより上の空っていう感じだ。

それは悠も同じで、いつもに比べて元気がないっていうか、他のことを考えてバスケをしてるって感じだった。

………今日の2人は、あまり楽しそうじゃない。

そう思っているうちに、部活が終わった。

「よし、今日の部活は終わりな。明日は1日練習だから昼飯忘れないようにな。」
「「あ、あの…」」

部活終了のミーティング中に、悠と結愛が声を揃えて言った。

「あー、俺と結愛明日部活休むんで…」
「…っていうことです。」
「えー、何だよー。明日こそ結愛に俺の弱点見てもらおうと思ったのにー…」

颯汰は口を尖らせて言った。



< 76 / 371 >

この作品をシェア

pagetop