隣のマネージャーさん。



━━━━……

大好きな悠と結愛へ

お父さんとお母さんは悠と結愛が大好きだよ。

お父さんとお母さんにとって、大切な宝物です。

産まれてきてくれて、



ありがとう。



━━━━……父、母より


「不思議だけど、今まで泣いてたのが嘘みたいにピタッと2人して泣き止んでさ。あぁ、2人が大好きだったバスケをすれば、死んだ2人と繋がることができるって…小さいながらに思ったんだ。その時に父さんがずっと言ってたインターハイを目指した部活の話を思い出したんだ。」
「……じゃあ、結愛をインターハイに連れていって泣かしてやりたいっていうのは?」
「それも俺の目標だけど、父さんが立ったことのあるインターハイっていう舞台に俺と結愛も立ちたいっていうのは、2人の目標であり、夢だから!!」

そう言って明るく、爽やかに笑って悠は言った。



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