隣のマネージャーさん。
「あれ、先輩おはようございます!!」
「あ、悠くん‼︎」
「おはよう悠くん〜。」
「間に合いそうで良かったな、悠!!」
「あっ、俺が朝に弱いって言っただろ、結愛‼︎」
「うん、言っちゃった。」
まぁ、いいけどと言って悠くんは先輩達を見た。
「先輩達、一緒に学校に行くんですね。」
「あー、結愛と同じこと言ってる!!」
「やっぱり双子だね〜。」
よしよし、と言ってヤス先輩はあたしと悠くんの頭を撫でた。
「先輩、頭撫でるのやめてくださいよ。」
「あたしは悠くんにいつも撫でられてるよ?」
「あはは、双子なのに違うところもたくさんあるんだね〜。身長も違うもんね〜。」
ヤス先輩は悠くんの頭から手をどけて、あたしの頭だけまた撫でた。