隣のマネージャーさん。

「はい、じゃあ2年から自己紹介していって!!」

ミーコ先輩の言葉にサッと右手を挙げた、少し身長低めの先輩。

「2年の飯田 大輔[ｲｲﾀﾞ ﾀﾞｲｽｹ]です!!あだ名は“ダイ”で、三坂高校バスケ部のムードメーカーだぜっ!!よろしくな!!」

ニカッと元気よく笑って、隣のほわほわしてる感じの先輩に『はい、バトンタッチ!』と言って肩に手を置いた。

「はじめまして、ダイちゃんと同じく2年の安田 芽生[ﾔｽﾀﾞ ﾒｲ]です〜。みんな僕のことは“ヤス”とか名前で呼ぶよ〜。これからよろしくね〜。はい、先輩タッチ。」

そう言うとダイ先輩と反対側に立っている先輩に笑いかけながら肩に手を置いた。
背が高くて短髪で、硬派な感じの先輩。