隣のマネージャーさん。
学校につくと、先輩達と悠くんは部室に向かった。
あたしはマネージャーの使っている更衣室に向かった。
「おはようございます。」
「あ、おはよう結愛。」
「おっはよーう‼︎」
更衣室の扉を開けると、既に先輩達は来ていた。
「結愛、先に行ってドリンク作る用意してるから。ミズキも早く来てよー‼︎」
「はい。」
「了解です‼︎」
そう言うと都子先輩は先に更衣室を出ていった。
「最近気合い入ってるよね、先輩。」
「そうですね。」
「大会近いからねー。しかも、『今年は当たり年だ‼︎』とか言って、3年の先輩はみんなやる気満々なんだもんね。」
「そうなんですか‼︎」
驚いたように言うと、美姫先輩はあははっ、と笑った。