C
出会い
ある日ーーーーーーーーーー。


俺は平和に暮らしてたハズだ。
そして、平和に学校生活を
送っていたハズだ。

なのに……どーして…こんな……。



『意味のわかんねぇ、ミッションに
 付き合わなきゃいけねぇんだよ!!』

バンッ

俺はテーブルを思いっきり叩いて、
立ち上がった。

「まぁまぁ、落ち着け。」

『落ち着けるかって~の!!!』

「まぁ、ちゃんと話を聞け!」

『………んだよ。』

俺はまたソファに座り、親父に
向き合った。

「もう1度だけ言う。」

「お前には毎年恒例のプリンセス
 コレクションの実行委員に
 なってもらった。そして…」

『だ~か~ら~!!』

俺は親父の言葉を遮った。

『その実行委員は岡村って決まって
 たんじゃねぇのかよ!!!』

「あぁ、そうだったな?」

『だったらそれでいいじゃねぇかよ!!
 なんでワザワザ、俺に
 変更するんだよ!』

「お前さんに女との触れ合いを
 増やすために……と。」

女との……触れ…合い……?

カッチーンッ

『んで、俺が女と触れ合わなきゃ
 いけねぇんだよ!!!』

「お前もそろそろ、女っつー生き物に
 触れた方がいい。」

嫌だね!
んで、俺が女なんかと……。

『断固拒否!!!!』

俺はそう言って
理事長室から出ようとする。

「待てよ。」

ガシッ

『んだよ。離せし!』

俺は捕まるもんかッと、
暴れ始める。

『』『』『』『』『』
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