Milky way
「ねぇねぇ,今日の罰ゲーム何にするぅ??」

そう言って,誰よりもテンション↑↑なのは[ミホ]。

ミホはトモミと同じクラスの友達で,トモミと同じ出身地ということから,二人は短期間で親友と呼べるくらいの仲になっていた。性格的には明るくいつもテンション高めの女の子だった。見た目はというと……まぁ,オレとシロみたいなもんだった…。

「そうねぇ,この前はその場でダンスだったから,今日はぁ〜 生まれたての子馬のモノマネ!!」

「えっ〜〜〜!」

罰ゲームの提案をするのは決まってトモミだった。しかも,段々罰ゲームのグレードが上がってきていた。

「いいよ〜。言い出しっぺが負けないようにね!」

オレはこう言っては毎回のように負けていたのだが…。

「負けるわけないやん!いっつも蒼井君が罰ゲームやってるしね〜!」

「今日はぜっっったい負けないよ!!」

「まぁ頑張って〜。今日はデジカメ持って来てるからねぇ〜。」

「よし!オレがトモミちゃんの恥ずかしい写真を撮ってやる!!」



いつもこんな調子のやり取りをしていた。

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