俺様ヤンキーくんとのキスから始まる恋


 私が怯えた声を上げてもお構いなしのマッキーは私の首筋にキスマークを残す。

 痛かったけど、でも私は口を割らない。

 だって、言えるわけないじゃん!

 マッキーが女の子の頭撫でてるの見て嫉妬した、なんて口が裂けても言えないよぉ!

「本当に言わないのか?」

 素直じゃない私は黙って首を横に振った。

 それを確認したマッキーが私の制服の下に手を入れて背中に触ってきた。

「俺に、襲われてぇの?」

 耳元で甘く囁かれる。

 私は顔を真っ赤にしながら首を横に振った。襲われたいわけない!

 マッキーがキスしてきた。

 苦しくなって開けた口の隙間にマッキーが舌を入れてくる。

「あっ」

 口の中を荒らされて思わず声が漏れた。自分の声じゃないみたいで嫌になる。

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