俺様ヤンキーくんとのキスから始まる恋
いくら振りほどいても、トイプーくんの腕は離れない。
それどころか、顔を近づけてくる。
私、キスをされそうなんだ――。
怖い。
助けて
助けて!!
誰か、助けてよ!
私は、トイプーくんから離れようとするけど、動けなかった。
あの日の記憶がよみがえる。
上級生にキスを迫られた私
上級生の顔が近づいてきたとき、助けてくれたのは救世主
私が大好きな救世主――
そのとき、私は無意識のうちに叫んでいた。