俺様ヤンキーくんとのキスから始まる恋
う。なかなか鋭いな、この人。
「なんかあったわけ??」
琴美が聞いてくる。
「なんもない!」
本当は、マッキーからの連絡をずっと待ってる。今まで連絡をくれてたマッキーが、昨日から連絡をくれないから。
「ホントに?」
琴美は鋭い。特に、恋愛に関しては。
「…実はね、」私は琴美の「ホントに?」に弱い。「マッキーから連絡が来なくて」
私の言葉に琴美が吹きだす。
「そうなんだ?」
なんで吹きだしたのかはまぁ放っといて…。
「で?」