らぶピクチャー(完)
「何で泣くねん!!そんなん・・・うちも泣くぅ!」
ワァー、とうちも泣くフリをする。
「だって~っ」
「「ワァー!!」」
「お前ら・・・」
うちと欄が大声で泣くなか、中島先生は呆れながらも笑ってた。
お互い泣き止んで、まともに話ができるようになった頃には、完全下校時間になってた。
「中島先生!!欄から事細かに聞くで!」
「・・・はぃ。」
「拓也、またメールするから。」
「わかったよ。気をつけて帰れ。今日は鈴木が一緒だから、大丈夫だろうけどな。」
「いつも一緒に帰ってたんや。」
「うん。でも今日は」