空に託す想い~叶多*空夏~
「叶多…」
私達が必死に探してた、
どこの高校に通ってるかっという答えは
すぐ目の前に自分から姿を表したんだ。
そう、さっきのがり勉四人組は叶多達だった。
変装であそこまで変わるもんなんだなぁ~。
なんて感心すらできた。
「俺らのこと調べてるらしいな?」
「だったらなに?」
「強気だな。
提案なんだけど、お前のチームと俺のチームこれから同盟組まねーか?」
急になにいってんの?
同盟……?
「今すぐ返事しろとは言わねー。
三日後の午後10時中央公園で待ってる。
そんときに返事聞かせて」
それだけ言うと叶多達は屋上から出ていった。