空に託す想い~叶多*空夏~




「叶多…」


私達が必死に探してた、

どこの高校に通ってるかっという答えは


すぐ目の前に自分から姿を表したんだ。

そう、さっきのがり勉四人組は叶多達だった。


変装であそこまで変わるもんなんだなぁ~。


なんて感心すらできた。



「俺らのこと調べてるらしいな?」


「だったらなに?」


「強気だな。
提案なんだけど、お前のチームと俺のチームこれから同盟組まねーか?」


急になにいってんの?


同盟……?


「今すぐ返事しろとは言わねー。
三日後の午後10時中央公園で待ってる。
そんときに返事聞かせて」


それだけ言うと叶多達は屋上から出ていった。












< 13 / 113 >

この作品をシェア

pagetop