空に託す想い~叶多*空夏~




中央公園に着いたのは十時前…





近くにいた海に皆が揃ってるか確かめるように指示を出し





私は豪の元に向かった。








~結城 豪~

高校一年生

幹部の三人の次に強い。

小柄だけど、きれいに筋肉がついていて、スピードもある。

いつも明るくメンバーのムードメーカー的存在







「豪ちょっといい?」







話かけて来たのが私だとわかった豪は、他のメンバーの子に断ってり私の前に来た






「なんですか?」







「今日彩乃がいないの。

だから、流星の幹部と戦うの任せてもいい?」








「本当ですか!?

俺でよければ戦わせてもらいます!」







ほんとは、豪を流星の幹部と戦わせるのは避けたいけど…






「お願いね」






彩乃がいない穴を埋めるために豪に幹部と戦うことを頼んだ





その話が一段落ついた時




「空夏さん。

みんな揃ってます」







人数確認を終えた海からの報告を聞いた。








「豪。

じゃあ、今日は頑張って」







「はい!

ありがとうございます」









無邪気な笑顔を浮かべてペコッと頭を下げる豪をおいて、海と一緒にみんなの前に行った。













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