空に託す想い~叶多*空夏~




前に出てきた私を見てみんなの顔が真剣になる






「まず、こんなことになったことホントにごめんなさい」






そういって頭を下げる。






「この戦いを負けたら私達海風と流星は同盟を組むことになる。

勝手にそんな約束をして皆に迷惑をかける結果になってしまったけど、みんな無茶はしないで。

無理だって判断したらすぐに公園から出るか、私や幹部に頼って。

頼ることは恥じゃない。

逆に、一人で無茶してダメだった時の方が皆に迷惑がかかる事になる。

この戦いが終わったときにみんなの元気な顔が見れることを願ってます」






「「はい!」」






皆が声を揃えて返事をしたのを聞いてから






「今日は彩乃が来れない。

だから、代わりに豪が流星の幹部と戦う事になった。

なので、手があいた人は豪の援護に回るように!」






「「はい!」」






「あくまで援護。

前線に出たりするのは豪のプライドを傷つけることになるから、絶対にしないように。

わかった?」






「「はい!」」






皆が返事をしたのと同時に流星が中央公園に入って来た。













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