空に託す想い~叶多*空夏~




俺が流星を抜けたのは、流星のトップのままだと空夏を幸せに出来ないから。







幼い頃の面影はなかったけど、俺は空夏にもう一度恋をした。







昔、空夏になにがあったのかは、知らない。



けど、いつか、空夏が頼ってくれる。






そんなに存在になりたいから…









空夏、俺はお前が好きだよ。





例えお前が俺を好きじゃなくても、いつかお前を振り向かせる










流星を辞めたのは俺なりの決意の証なんだ。







でも、俺が向けたことで空夏を傷つけるはめになることに、俺はまだ気づいてなかった。




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