空に託す想い~叶多*空夏~
私達が縄張りに着いた時には急な召集だっにも関わらず皆揃っていた。
私は海に
「やっぱり、海風のトップ続けてもいい?」
無茶苦茶言ってるのに海は
「もちろんです」
と笑顔を向けてくれた。
海にありがとうっと言って私は皆の前に立った。
「まず、急な召集に集まってくれてありがと。
そして、この前は叶多に負けてしまってごめんなさい」
頭をさげる
「ほんとは責任をとって海風を抜けるつもりでした。だけど、やっぱり抜けたくないんです。
このまま私がトップでもいいですか?」
言い終わったあと、沈黙が流れた。
「当たり前じゃん!」
でも、豪が声を上げたことで他のメンバーも
「いいよ!」
「辞められる方が嫌だって」
皆……
ありがとう
「こんな私だけど、これからもよろしくお願いします」