空に託す想い~叶多*空夏~
っと考えてる間に屋上到着!!
ガチャ
「で、なんで次の授業サボったの?
まさか次の授業が嫌だからとかじゃないよね?」
「そのまさかだよ」
………
「帰る」
出ていこうとする私に
「あー!
嘘だって。話があるの」
キーンコーンカーンコーン
はぁ~
もう間に合わない……
なら、仕方ないや。
「で、話って?」
授業をサボることになったから、不機嫌な私は怒ったような口調で聞く
「単刀直入に聞くよ。
空夏、叶多のことどう思ってるの?」
はい!?
なんで叶多!?
「好きなんじゃないの?」
……私が叶多を好き!?
確かに、そんなこともあった。
でも
「私は叶多のこと「ちょっと待った」」