空に託す想い~叶多*空夏~




*叶多*





遂に言ってしまった






ほんとはこんなところで言うつもりなんてなかったのにな






空夏が泣いてるのを見たらこらえきりなくて口が滑ってしまった







空夏は固まってるし……








やっぱり俺のこと好きじゃなかったのかな?









「そ「私でいいの?」」








え!?


次は俺が固まった








「私なんかでいいの?」







「お前がいいんだよ!」









「ありがとう。叶多好き~!」







抱き締めてる空夏が俺の背中に手を回した









やっと手に入れた。




もう絶対離さない













この光景を見てるやつがいたことに気づくのはまだ先のお話





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