空に託す想い~叶多*空夏~
第四章
*空夏*
縄張りに到着し、皆の前に立っ
「今から、海風は…………に仕掛ける。
怪我したくないやつは、今すぐここから去れ。
今前のように、無傷ですみとは限らないからな」
「「俺らは、一生空夏さんについて行く」」
みんなの声がそろう
「「私たちも行きます」」
女子達も逃げないらしい
「皆ありがとう。
じゃあ、作戦をたてる」
~作戦をまとめると~
したっぱどもは、幹部以外で相手する。
幹部は幹部が相手する
ここまでは、いつものことだけど、
女子達は後方で怪我した奴らの手当てをする
女子の周りに、ボディーガード的存在の奴らを数人つける…
とっ、こんな感じ
「分かったな!?」
「「オー!」」
「じゃあ、今日の午後9時まで解散」
皆がバラけたのを確認し、私はある人に電話をかける