空に託す想い~叶多*空夏~




「優、要、昴いくぞ。
あとのやつらは退いてろ」


ちょうど良いくらいに声出したなぁー。

もう少し遅かったら幹部が出る前に終わってた


尾山ってやつ相当できるな


……なーんて、誰がどう見ても今のタイミングで声出すってぇの


そうしなきゃあのまま流星の敗けが決まったようなもんだからね


さぁ、流星幹部達のお出ましです!


~火神 優~

年齢不明

優しそうだが…


~桜井 要~

年齢不明

メガネをかけて大人の雰囲気をまとっている


~森田 昴~

年齢不明

外見はすごく可愛いが…



そっちが幹部達で来るなら、こっちもそれにこたえないとね!

礼儀ってやつでしょ?


「彩乃、松陽、海わかってるね?」


私の声を聞いた三人は前に出てくる

それに比例し、あとのメンバーはさがっていく。



~松下 松陽~

高校二年

喧嘩好き

学校では優等生のふりをしている。

かなりのイケメンでファンクラブあり


~田畑 海~

高校二年

いつも冷静で彩乃とみんなをまとめてる。

でも、喧嘩になると性格がかなり変わる

松陽と同じくらいイケメンでモテる



「久しぶりに暴れられるぜ!」


「松陽、手加減してあげてくださいね」


「分かってるよ。
てか、俺より海の方が手加減必要だろ!」


「私が手加減したら、三秒で負けますよ。
勿論あいてがね…」


最後の言葉は聞かなかったことにしておこう・・・


「恐ろしいやつ。
こいつとだけは絶対戦いたくねー」


「何か言いましたか?」


松陽に黒い笑顔を向ける。

喧嘩の顔になってる……


「な、なんもねーよ」


松陽顔、引き吊ってるよ?

そろそろ止めてあげた方がいいかな。


「二人ともその辺で止めときな」


口を開こうととした直後、彩乃が止めに入る


さすが彩乃!

しっかりしてるねぇー。


ちゃんと止めに入ってくれりし、頼もしい限りだよ!








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